世界糖尿病デー「もっと知ろうよ糖尿病講演会in高槻 2024」が、高槻市医師会糖尿病パス委員会の主催で、11月9日(土)に高槻市生涯学習センター2階ホールで行われました。
正しいスクワットの方法を当院の理学療法士が説明しました
この取り組みはWHOが定めた国際デーである11月14日の世界糖尿病デーにあわせて、高槻市民に向けての糖尿病の啓発活動として毎年行なわれており、当院から糸井医師はじめ、リハビリ科、栄養科、地域連携室より参加しました。
今回の講演会は「糖尿病と運動療法」をテーマとし、講演会はまず合田医師(ごうだ内科)から「もっと知ろうよ糖尿病」のタイトルで糖尿病の基本的な知識として、病態や症状、注意する合併症や基本的な治療についての講演がありました。
その後当院リハビリ科:南・片桐両理学療法士より、糖尿病と運動療法についての講演が行われました。
内容としては、運動療法の効果や、運動時の注意点、運動するタイミングや内容、歩き方について◯☓クイズを交えてわかりやすい説明が行われました。
その後、実技として高槻市推奨の「もっと手軽に、もっと手堅く」をコンセプトにした「もてきん体操」を参加者と一緒に行いました。
参加者からの質疑に答える当院の管理栄養士
また、高槻市のお勧めの散歩コースとして「高槻城下町コース」「富田町コース」について、写真を交えて名所の説明もあるなどより実践しやすい講演となりました。
参加者からの質疑応答のコーナーにおいては、「空腹の時に何を食べたらよいか?」「糖尿病にならない食事とは?」の質問には管理栄養士からお答えしました。
また「歩くスピードが違うとカロリー消費が違う?」の質問には片桐理学療法士からお答えさせて頂きました。
最後に、糖尿病の初期は症状がないこともあり、検診を定期的に受けることが必要と言われています。
この講演会を通じてあらためて検診の意義や運動をはじめとした生活習慣の重要性を再認識する機会となりました。(うえだ下田部病院 栄養科)
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